Vine Linux 6 + hamlib [Linux]
Vine Linux 6 がリリースされて半年経ちました。
ハードディスクが壊れちゃったサーバは交換の際に
Vine 5.2 を Vine 6 にしてしまったのですが、
いつも使っているデスクトップは Vine 5.2 のままでした。
不具合はないし、使い慣れちゃってるし・・・
でも、いつまでもそのままと言うわけにも行かないのと、
ハードディスクを衝動買いしてしまったので
Vine 6 にバージョンアップすることにしました。
そんな訳なので、hamlib もインストールしたのですが、
例によってすんなりとは行かなかったので、
その時のメモを残します。なお、パッケージは hamlib-1.2.14 です。
- ld.so.conf.d に hamlib.conf なるテキストファイルを入れておく
hamlib はライブラリが /usr/local/lib にインストールされる。
しかし、Vine のデフォルトに /usr/local/lib がなく、
/etc/ld.so.conf , /etc/ld.so.conf.d に /usr/local/lib の指定がないため、
ldconfig を実行しても hamlib は登録されない。
したがって、下記ファイルを準備して /usr/loca/lib のライブラリを
登録されるようにする。
/etc/ld.so.conf.d ディレクトリの中に hamlib.conf と言うテキストファイルを作成。
hamlib.conf の中身は下記
/usr/local/lib
私はhamlibをインストールした後でこの不具合に気がついたので、
上記ファイルを作ったあと、ldconfig を実行した。 - PKG_CONFIG_PATH 設定
~/.bashrc にパスを追加した。具体的には下記の行を追加。
export PKG_CONFIG_PATH=/usr/lib/pkgconfig:/usr/local/lib/pkgconfig:$PKG_CONFIG_PATH
これは、しなくてもhamlibのインストール自体はできるが、
hamlib を使うアプリケーションをインストールする際、
hamlib の存在が確認できなくなる場合がある。(fldigi等)
ただ、これに関してはhamlibをインストールした後で設定してもOKと思う。
この事象については xlog の INSTALLにもわざわざ書いてあったので、
おそらくhamlibの問題じゃないかなと思います。 - libusb-devel インストール
最近は大半がusb経由のリグコントロールになると思うので、
インストールしておく。
わたしは Synaptic 経由でインストールした。
これはhamlibをインストールする前に入れておく必要がある。
usb.h とかが要るみたい。configure が探してる。 - ttyS*,ttyUSB* の操作権限付与
ttyS*,ttyUSB* の操作権限をuser に与えるため、user の group に
dialout を設定。やり方は下記。
・パネルのメニューの[システム]-[システム管理]-[ユーザとグループ]を開く
・ユーザー(S)のタブで hamlib を使うユーザ(自分とか)をクリック
・プロパティを開いて、グループ(G)のタブを開いてdialout にチェックマークを入れる - hamlib のインストール
今回インストールしたのは http://sourceforge.net/projects/hamlib/files/hamlib/1.2.14/ の hamlib-1.2.14.tar.gz
ソースを展開、make , install
$ tar -zxf hamlib-1.2.14.tar.gz
$ ./configure --disable-static
$ make
パッケージ管理を rpm でやりたいので
# checkinstall - hamlib の動作確認
例 IC-911D
$ rigctl -r /dev/ttyUSB0 -m 344
私も久しくhamlibはインストールしてないです.以前インストールした時はまともにFT-1000MPと通信してくれなくて(CAT)使うのやめました.
現在,fldigiにまた関心がでてきたので,また試してみようかと思います.
by JE1SGH (2012-02-15 18:39)
いまさらながらの日付のコメントになります。
fldigi は日本語が扱えないので国内の交信はちょっと辛いです。
fldigi をたまに使いますが、PSK としてではなく、
CW デコードが主目的だったりします^^;
by QNV (2012-07-04 21:33)