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再び丸を書く。今度は miniVNA PRO + Vine Linux 6.1 + linsmith [ham]

3m_5D-2V_2013-09-01_Screenshot-Smith Chart - v0.99.22.png
図1 miniVNA PRO の測定結果を linsmith に読み込んで表示

いろいろあって、買いました。miniVNA PRO。
miniVNAというのは、誤解を恐れず平たく言えば、ラジオ周波数でのインピーダンスが測れる測定器です。
この測定器は電源、リセット以外の操作のボタンは無く、データを表示する機能もないので
パソコンで制御とデータの取り込み処理を行います。
そのためのソフトで vna/j というのがあるのですが、
このソフトのマニュアルには Linux版 の開発は終わったと書いてありました。
それは残念!と思ったのですが、これって Java なんですよね。
JRE がインストールされていれば Linux でもと思い、
試しについないでみたら動いたので遊んでみました。
キャリブレーションのあと、手元にあった5D-2V 3m長のケーブルの一端に100Ωの抵抗をつないで
測定してみました。簡単ですね。あっけない。
MFJ-259Bで時間をかけて測定したインピーダンスも、この機械にかかれば数秒です。
しかもリアクタンスの極性も判るし。ということで測定の結果は以下、図2,図3の通りです。
Screenshot-vna-J 3m_5D-2V_2013-09-01_Version 2.8.6c.png
図2 vna/j を Vine Linux 6.1 で動かした時のスクリーンショット

Screenshot_3m_5D-2V_2013-09-01_-vna-J - Smith-chart main window.png
図3 vna/j を Vine Linux 6.1 で動かした時のスミスチャート

折角なので測定データを linsmith で読み込んでみました。それが図1です。
ちなみに同じような測定をMFJ-259Bで実施した様子はhttp://ham-jq1qnv.blog.so-net.ne.jp/2012-07-02

Vine Linux はバージョンが 6.1 、 カーネル 3.0.77 、JREは java-1.6.0-sun 、
vna/j は2.8.6c です。

 最後に、これから初めて miniVNA を購入されるかたへ一言。
ぜひキャリブレーションキットも同時に購入されることを勧めます。
VNAを使ったことのある人にとっては当たり前のことでしょうが、
キャリブレーションのデータが無いと、測定のステップに進めません。
自作も可能だとは思いますが、同時に購入された方が購入後すぐ測定作業に進めます。
私はVNAを使ったことが無く、あまり深い考えもなくとりあえず同時購入しましたが、
買った後でこれが正解!と気づいた次第です。^^;


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コメント 2

JE1SGH

VNAはFBですよね.つまみを回すアンテナアナライザーなどもう使う気がしません^^;
by JE1SGH (2013-09-11 19:29) 

QNV

SGHさんコメントありがとうございます。
本末転倒ですが、VNAだけでもしばらく遊べそうです。
アンテナアナライザーはインダクタンスメータとして
使うことになりそうですが、レンジが狭くて使いにくいです。
by QNV (2013-09-11 19:57) 

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