Vine6 + OpenBCM [OpenBCM]
サーバのOSを新しくしたのを期に OpenBCM もインストールしなおした。
OpenBCM は g++ のバージョンが3.3.xじゃないとだめみたいだが、
Vine linux は alternatives という仕組みで、gcc のバージョン違いを共存できるので、
synaptic を使って g++ 3.3.6 をインストールして、g++ を 3.3.6 に切替えて OpenBCM をコンパイルをした。
しばらく運用しているがうまくいっている。
以前あったエラーによる転送不能の状態は何故か解消されていて、
今のところは調子がいいです。
以前あったエラー→http://ham-jq1qnv.blog.so-net.ne.jp/2011-02-12
OpenBCM関連メモ [OpenBCM]
- fwd.bcmの各行の左端の空白は重要な意味がある
; Forwardfile OpenBCM fwd.bcm
;
; BBS 012345678901234567890123 Path
JQ1QNV PPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPP telnet:xxx.xxx.xxx:xxxx <-- 左端空白は無し
;
-S <-- 左端の空白必要!
JPN AMSAT ARRL WW BAYBOX <-- 左端の空白必要!
fwd.bcmは左端の空白の有無で接続設定のスコープを判断しているらしい。
- httpの日本語文字化け対策(VY TNX JH4XSY岩本さん)
inout.cppの266行目をコメントアウトして再コンパイル
/* if (b && b->charset) c = charset_tx(c); */ <-- こんな感じ。
- 無線ポートで接続する場合のfwd.bcmの設定は下記
JE1YCK PPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPP JE1YCK-15
-S
以下略
上記でPが24個文字が並んでいるが、
これはタイムチャートで、24時間に対応しているらしい。
1日のうちの動作の時間帯を示している。記号の意味は以下。
A 全てのメールが転送される。
P ポーリング。メールが有ればAみたいに全てのメールが転送される。
U ユーザメールが転送される。
. 何もしない。
省略方法が有るようで、JE1YCK - JE1YCK-15と言ったような指示ができるが、
この場合の"-"は"PAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA"と言う意味らしい。
- OpenBCMから無線ポート経由で別なRBBSへ直接ログインする方法
まず、OpenBCMにログインする。
例えば、
$ telnet localhost 4719
sysopでログインした後、次のコマンドを実行する。
CONN(ECT) [interface:<hw-addr>] <call>
例えば、ifconfigの結果が以下の場合で、
/sbin/ifconfig
ax0 リンク方法:AMPR AX.25 ハードウェアアドレス JQ1HERE-1
近くのRBBS JA1NEXT-7につなぐ場合は次となる。
--> CONNECT ax0:JQ1HERE-1 JA1NEXT-7
FBBのクライアントとは違って、ちゃんと日本語表示してくれます。