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obniz で赤外線リモコンを操作させようと思ったけど躓いた [工作]

世の中"IoT"なんだってよ。知ってた?。 職場でも話題になってたな。>>IoT
ということで仕事とは全然関係ないけど、obniz ボードを取り寄せていじってみた。

obniz_board.png

これを使って何かするといえば・・・
まぁ最初に思いつくのはインターネット経由の赤外線リモコン操作だよね。
赤外線モジュールを繋いだ obniz をリモコンに仕立てて、
スマホで obniz を操作してエアコンのオン・オフをやってみるというもの。
それで赤外線モジュール取り付けていじってみたんだけど、
例によってすんなりとはいかなかったのでメモ。

やろうとしたことは、学習リモコンみたいに本家リモコンの信号を obnizボードで受信して保存、
そのデータを使って obnizボードから赤外線を出してエアコンを操作するというもの。
例があったのでその通りにやってみたがうまくいかなかった。
原因は、赤外線受信時のデータ長不足。
まず、赤外線モジュールが受信できているのか?を確認。
デジタルオシロでモニターしたら、受信自体はできているようだ。
データの長さを測ってみたら0.7秒弱だった。

oscillo.png
    図1. 赤外線モジュール受信信号(赤外線リモコンは 日立 エアコン RAR-9E3)

次に、obniz の赤外線モジュールのライブラリを調べてみたら、
受信時間はデフォルトで0.5秒・・・・足りてないじゃんorz
なので、ちょっと余裕を見て1秒に設定してやったら無事動きましたとさ。

設定は JavaScript で module.start の前に下記を追加。
     module.duration = 1000;
私は JavaScript の経験がないので、最初のロジックはブロックプログラムで組みました。
ですが、ブロックで受信時間を設定する方法がわからなかったので、
ブロックプログラムで組んだロジックを JavaScript に変換して、
受信時間を設定する行を追加して動作させました。

ブロックプログラムは簡単でいいですね。
たとえ参考例があったとしてもいきなり JavaScript でコーディングしろとか言われるとちょっと尻込み。
ブロックプログラムは見た目で分かりやすいのですぐ使えました。
でも、細かな設定ができないのとプログラム間のコピーが出来ないのが難点。
細かな設定は仕方ないとして、普通、プログラム書く時は、いくつかソースを表示させて、そこからコピペで作っていくものだと思いますが、それが出来ないって・・・
ブロックプログラムはとっつきやすくてとても良いシステムだと思うのですが、
何か obniz のプロジェクトでのブロックプログラムの立場が解ってしまった気がして、
ちょっと不憫。

obniz をちょっと触ってみただけの感想ですが、
obniz board ではハードウエアの細かい制御はちょっとしんどいかなと思いました。
私としては JavaScript で細かいハード制御をさせようと思わないので、
もし、そういうことをしようとする場合は、ハードの制御は Arduino とかにまかせて、
大まかな動作とインターネットとの接続は obniz board でということになるんだろうなと思ってます。
Arduino でも IoT は可能なようですが、私にとってはハードルが高く、
インターネット接続は obniz に任せちゃった方が良いかなと思ってます。
Raspberry Pi ならなおさら IoT は可能でしょうが、むしろいろいろ出来すぎてしまい、
セキュリティの設定で手間を食いそうなので、積極的にはやりたくないですね。
(セキュリティについて真面目に取り組んだことが無いし、語れない。)
なのでもし IoTでハードのコントロールというのであれば obniz + Arduino かなぁと思ってます。

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スピーカーボックスの中に Raspberry Pi とオーディオアンプを組み込んで 「radiko」「らじる☆らじる」の受信機にしてみた [工作]

ラジオの電波が届きにくい場所で使うべく、
radiko が使えるポータブルラジオ型受信機を探してみたのだが、意外とこれが無い。
ネットラジオの受信機はいくつか見つかったが、radiko に対応しているものが無い。
radikoをスマホやPCなしで簡単に聞くにはスマートスピーカーが一番手軽だと教えてもらったが、
まぁ、簡単なスイッチで操作できる radiko 受信機があってもいいじゃないかと思い作ってみた。
この受信機、「らじる☆らじる」も対応させたのでNHKラジオ 第2放も聞けます!
あの大人気長寿番組「文化講演会」「気象通報」が聞きけるのです!
(でも21年4月から「文化講演会」は不定期になっちゃった・・・)
5つのプッシュスイッチの操作で、現状15局選択できるようにしています。

fig01_button_radio_s.png
記事の詳細はこちら↓
http://jq1qnv.sakura.ne.jp/body/button_radio/button_radio.html


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fritzing のパーツ作成は LibreCAD で図を書いて dxf データを inkscape に渡すと良い [工作]

fritzing を使うとき、モジュールなどは市販であっても fritzing のパーツのデータが無いことが殆ど。
ちょっとブレッドボードに配置したいだけなんだが・・・・

それでどうしてもパーツが欲しいときは自作となるのだが、最初から inkscape で形を書くのはちょっとしんどい。
(寸法どおりの図を inkscape 書くことってできるんでしたっけ?)

正確な寸法で図を書くには CAD でしょう。
幸い、inkscape は dxf が読み込めるので試しにやってみたら、結構簡単に出来ました。
まぁ、CADが使えるという前提ですがね。私は LibreCAD を使いました。
コツとしては、下記の三点です。
(1)LibreCAD でのデータ登録時、目的の図形以外は登録しないこと。
(2)色塗りと、文字の書き込みは inkscape の方が効率が良い。
(3)inkscape で読み込んだあと、[ファイル(F)]-[ドキュメントのプロパティ(D)]から、
「ページのサイズを描画全体または選択オブジェクトに合わせる(R)」を実行する。
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回転体アンバランス振動の模型を作ってみた [工作]

いろいろ思うところがあって、回転体アンバランス振動の模型を作ってみることにしました。
錘を模型のモータで振り回して振動させ、それを加速度センサーで測って、
不釣合いの振動ベクトルを計算して、モード円を画いてみると言うものです。

装置の製作から、振動ベクトルの計算、結果表示と、ひととおり出来上がったのでwebページに纏めました。今回は、機械工作、電子工作、プログラミングとメイカー臭を撒き散らしたものになっています。(残念ながら裁縫は無い)

 https://jq1qnv.sakura.ne.jp/body/rotor_model/rotor_model.html

実験の様子の動画(YouTube: https://youtu.be/83qR7vTQLZk)

加速度センサを買ったのは2012年10月と、ずいぶん前で、その頃から構想はあったようなのですが、
しばらくほったらかしにしていて、2015年の春ごろから部品を少しずつそろえ始めてようやく完成しました。

この装置は実用的な何かではありませんが、
ここで取り上げているセンサー類と計測器、分析器を使って、
たとえば自転車等のホイールバランスに使えそうかなと思います。


QCAD で直径寸法にΦの記号を入れる。(Vine Linux 6.3 + QCAD) [工作]

久しぶりにQCADを使ってみた。
以前の情報でフリーだったものが商用になるとかで、しばらく使っていなかったのですが、
どうもQCAD本体はオープンソースのようなので、使わせていただきます。
QCADはバージョンが3.11です。
しばらく触っていなかったけれど、何か随分使いやすくなっている印象。
属性がプロパティエディタで簡単に替えられるのが良いですね。
今では当たり前の機能なのでしょうか。
私のPCでは3D-CAD はFreeCADが使えるようになっているのですが、
形の決まっていない機械構造物をカットアンドトライで図面を書き進める場合は2D-CADの方が効率が良いです。
3Dはすべての体積情報を入力する必要がありますが、2Dはほとんど脳内で体積へ変換しますから。
なので、2D-CADも私にとっては必要なtoolだと思っています。
(私が3D-CADの操作に慣れていないだけなのでしょうか?^^;)

そんなQCADですが、使っている上で、意外と情報が見つからなかったものがあったので以下にメモります。

QCADで形状データから寸法を表示させる場合で、直径記号のΦを寸法値の前に入れたい場合は、
対象の寸法線を選択し、プロパティエディタの「Specific Properties」の「ラベル」に"%%c<>"と入れる。
(下図参照)
QCAD2Screenshot-1.png

"%%c"は直径記号の「Φ」をつけるための呪文で"<>"は形状データからの読み取り値のようです。
ここらへんはAutoCADと同じらしいのですが、AutoCADは使ったことがないので・・・・
ちなみに角度の「°」は"%%d"のようです。
以下はQCADのスクリーンショット
Screenshot-brg-hsg-ex.dxf * - QCAD.png


Fritzing でファイルを開こうとしたらエラーが出てコケた [工作]

Fritzing で回路図を書いていて、ライブラリに無い部品がどうしても欲しくなったので、
近い種類の部品を配置してそれを編集して新規の部品に登録しようとしたら、
なにやらエラーが出たんだけど無視して今まで書いていた回路図を登録した後に、
再起動して前述ファイルを呼び込もうとしたら、
下記のエラーが出て Fritzing 自体がこけてしまう。orz

Screenshot-Fritzing failure.png

 げっ。これまでの作業が水の泡???。あきらめないとダメ?
と思ったけど、Fritzing ってユーザデータは XML なんですよね。
ユーザファイルの *.fzz というのはどうも zip 形式のファイルのようなので、
解凍して *.fz ファイル(XML形式のテキストファイル)を読みだして、
関連しそうな所(今回の私の事例では新しく作ったパーツの部分)を探して、
削除したら何とか立ち上がってくれた。助かった。^^;

削除した場所は関連するパーツの名称のある <instance> タグの
スコープ全部を削除しました。

 悪さしてそうな<instance>から</instance>まで全部消す。
 <instance moduleIdRef="hogehoge" ・・・・
    ・
    ・
 </instance>

 消した後、XMLファイル(*.fz)をzipファイルの*.fzzに戻してやって、
Fritzing で読み直したら悪くない部分がなんとか生き残っていました。^^;

今回使った Fritzing はバージョン0.8.7。
OS は Vine Linux 6.3 です。

 


ソニーのラジオ XDR-63TV でホールド設定した時に起こる無音状態の時間 [工作]

いつも使っているソニーのラジオ XDR-63TV。
TVワンセグ音声も聞けるので重宝しています。
このラジオは正面にジョグレバーがついて、それが軽いタッチで動作してしまうため、
ポケットに入れる時など間違って触れてしまい、設定が変わってしまうことがしばしば。
仕方がないのでホールド設定して使っているのだが、
そのホールド設定の時に音声が途切れてしまう。
一瞬であれば気にしないのだが、
ニュースや会話の途中で切り替えたりすると
しばらく沈黙してしまうので、話の内容が聞き取れない場合がある。
ほんのちょっとなんだろうけどな。
時間にしてどれくらいなんだろう?と思って計ってみたら、
これが、1.7秒も無音の状態になることが判った。(下図参照)
そういう設計だとしたら、ちょっと長くね?
どういう事情なのか判らないけれど、1.7秒はちょっと長いよね。

とりあえずソニーには改善をお願いしました。

 

 Screenshot-FM_noise_1.gif

 図 ホールド設定した時に起こる無音状態の時間計測結果

  XDR-63TVのFMモードで放送周波数を外して受信し、ノイズを音声出力。
  それを Audacity 2.0.0 を使ってタイムチャートに表示させ無音状態の時間を計測した。


税金で保管スペース! [工作]

溜まった本の整理をした。趣味が趣味なので専門書が結構多い。
数えてみたら300冊を超えていた。もっとも小説なんかも含んだ数だけど。
それで、問題はその保管方法だ。
狭い家なので蔵書を並べる書棚などという気の利いたものは無い。
仕方がないので、頻繁に使う本以外はケースに入れて保管することにしたのだが、
その中で全然読まなくなってしまった専門書があり処分しようと考えた。

それで、近くの古本屋へ持っていったのだが、
定価の総額で2万円以上の本が、これまた170円。   orz
100分の1にもならないのか、状態はいいんだけれど、古新聞なんだな。
専門のところに持っていけばもっとしたかもしれないが、
まぁ、仕方ないか。相手も営利業務で、バイトのネエちゃんの給料もあるし、
売れない本のほうが多いだろうからな・・・

と言う事でお金に替えることは諦めて、市立図書館に寄贈することにしました。
ただでくれてやるのはもったいない気がしたが、捨てるには忍びないし、
図書館には結構世話になっているし・・・・・

 でも、考えてみれば、読みたくなったら借りればいいんだし、
税金で保管スペース!と思えば、売ってしまうより良い選択だったかも。
捨てられてしまうリスクはあるが、まぁ、何年も読んでないし・・・


Made by Hand ポンコツDIYで自分を取り戻す [工作]

久しぶりに本を読んだ。

なんだか、私が心の底で感じていることを肯定し、具現化して見せてくれているかのようで、うれしかった。

(この本に紹介されている内容ほど濃くも深くもないが)

 完璧でないことも、ままあるところがとてもすてきです。

 

Made by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す (Make: Japan Books)

Made by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す (Make: Japan Books)

  • 作者: Mark Frauenfelder
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2011/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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