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6m用ヘンテナにソータバランを入れた時の効能 [ham]

6mのヘンテナを製作しているのだが、大部分できたので、
インピーダンス等の特性を測ってみた。
3m × 1m のサイズのヘンテナで、
MMANAにて計算した結果のうち、インピーダンスは75Ωになる。
それで、当初50Ωに整合させるための整合回路が必要と考えていたのだが、
ソータバランの特性のおかげで、不要になりそうだと言う事が判った。
それに気づいたのはヘンテナの特性を minVNA PRO での測定結果を
眺めていた時だった。その時の測定結果は下記。(クラブ内報の焼き直し^^;)

https://jq1qnv.sakura.ne.jp/body/6m_hentenna/jq1qnv_hentenna_mes.pdf

その測定結果をQucsの計算で再現したのが下記。
整合の取れるところはアンテナの共振点よりも若干外れるが、
MMANAで利得を計算したところ殆ど影響がないようなので、
実用的には問題ない。
送電線としての電気長が1/8λで効果がでるのだが、
50MHzだと75cmになり、バランに巻いた電線の長さでも影響がでる。
(今回は良い方向に影響が出てラッキーだった)

Qucs_result_detail_m.png

  図1.ヘンテナにつけたソータバランの効果

 ソータバランは下記です。

balun2.jpg

  トロイダルコア FT-82-43 にΦ0.7mmのUEW線(?)を
 バイファイラで6回巻いたもの。

  図2.今回作製したソータバラン


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