Vine Linux 6 + BSch3V ( × Wine ) [Linux]
普段、ほとんど回路図を書くことは無いのだが、
アマチュア無線の免許申請で添付する送信機系統図は Qt-BSch3V で書いていた。
この程度であれば、ワープロでも2D-CADでも、手書きでも対応できる内容だが、
BSch 使うのが一番効率がいい。
ただ、問題は Qt-BSch3V のメンテナンスが終わってしまったことだ。
一方、win 版の BSch3V のメンテナンスは継続されているようだし、
ユーザも多いのでおそらくこちらは使い続けられるだろう。
と言うわけで、win 版の BSch3V を Wine で使って見たら、
特に問題はなさそうなので、今後はこちらを使うことになるんだろうなぁ。
BSch3V が Wine で使えることは確認できたが、
一部工夫が必要なので、メモに残す。
1. Qt-BSch の文字コードが BSch3V と異なるので変換が必要。
win 版は文字コードが sjis で、今まで Vine で使っていた
Qt-BSchV3 のデータは UTF-8なので、
Vine で作ったデータを win 版で読むと文字化けしてしまう。
だけど BSch3V のデータは(BSch作者水魚堂氏の賢明な選択により)
テキストデータなのでなんとかなりそう。
ということで、変換方法は下記。
$ nkf -s -W8 hoge.ce3 > hoge_sjis_.ce3
2. win 版はPDFに直接出力できない。
一手間かかる。免許申請する際、PDFファイルを添付しているので、
これが出来ないと困る。(必須ではないが)
一手間の方法は下記。
(1)BSch3V で[ファイル(F)]-[メタファイル出力(M)]で emf ファイル登録
(2)上で作った emf ファイルを LibreOffice-Draw で読み出し、PDF 出力
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